macOS の絵文字ピッカーが使えないときに確認すべき 8 つのこと
Comoji は、Mac のすべてのアプリに Slack 風の :emoji: 補完を無料で追加します。
Control-Command-Space を押しても何も起きない。あるいはパネルは出るのに、絵文字が入力されない。macOS の絵文字ピッカー(Apple の名称は 絵文字と記号 で、展開すると 文字ビューア になります)は、終了して起動し直せる App ではなくシステムサービスです。そのため調子が悪くなっても、何を再起動すればよいかがわかりにくいのです。このページでは、確認する価値のある順、つまり手軽な順に原因を見ていきます。
1. カーソルがテキストを入力できる場所にない
ピッカーは挿入ポイントに対して呼び出されるので、挿入ポイントがないときは表示されません。ウインドウにフォーカスがあるだけでは不十分です。入力欄をクリックし、カーソルが点滅しているのを確認してからキーを押してください。「使えなくなった」という報告の意外なほど多くがこれで、特に検索バーやキャンバスが編集できそうに見えて実はできない App でよく起こります。
2. 別のものが Control-Command-Space を使っている
グローバルなホットキーは早い者勝ちです。ランチャー、ウインドウ管理ツール、スクリーンショットツール、クリップボードユーティリティがこの組み合わせを取ってしまうと、エラーもピッカーも出ないまま黙って飲み込まれます。システム設定 › キーボード › キーボードショートカット で競合する割り当てがないか確認し、ログイン時に起動しているユーティリティのショートカット設定も見てください。ランチャーを 10 秒だけ終了してもう一度キーを押すのが、犯人を特定するいちばん早い方法です。
3. 地球儀キーに別の機能が割り当てられている
3 つのキーの組み合わせではなく 🌐 を押していたなら、その裏の設定が変わったのかもしれません。システム設定 › キーボード › 🌐キーを押して には「絵文字と記号を表示」「入力ソースを変更」「音声入力を開始」「何もしない」があり、新しい入力ソースを追加しただけで絵文字のオプションから外れることがあります。入口の一覧とこの設定については、Mac で絵文字キーボードを開く方法 で詳しく紹介しています。
4. 編集メニューで問題を切り分ける
ほとんどの App には 編集 › 絵文字と記号 があり、当て推量をしなくて済む診断方法になります。このメニュー項目でパネルが開くなら、壊れているのはキーボードショートカットのほうで、手順 2 と 3 が当てはまります。メニュー項目がグレイ表示になっている、あるいは何も起きないなら、App 自体が拒否しています。これは独自のテキスト欄を描画するネイティブでないソフトウェアによくあることで、Electron、Java、リモートデスクトップのウインドウの中には、システムサービスにまったく対応していないものがあります。
5. セキュア入力がオンになっている(パスワード欄、ターミナル、VPN やセキュリティソフト)
パスワード欄、ロック画面、App がセキュア入力に指定した欄は、ピッカーからの文字を受け付けません。これは macOS が正しく動作しているのであって、回避すべきバグではありません。落とし穴は、入力画面が消えたあともセキュア入力がオンのまま残る場合で、そうなると他の普通の入力欄も反応しなくなります。よくある原因は 3 つです。ロック解除のあともオンのままにしたブラウザやパスワードマネージャ、App のメニューで セキュアキーボード入力 にチェックを入れたターミナルや iTerm2(そのウインドウが最前面にある間ずっと保持します)、そしてサインイン画面の前後でオンにすることがある VPN やセキュリティソフトです。他に説明がつかなければ、まずこれらを確認してください。Mac のセキュア入力 では、どの App が保持しているかを確認して解除する方法を説明しています。
6. 開くけれど、検索しても何も出てこない
ピッカーは各絵文字に Apple が付けた名前で照合するので、チャットアプリで覚えた単語では何も出ないことがよくあります。英語の「whis」では whiskey は見つかりません。Apple は 🥃 を *tumbler glass* と呼んでいるからです。「thumbs」は *thumbs up* になりますが、「+1」では何も出ません。コツは 2 つあります。思いつくいちばん単純な名詞で検索すること、そしてパネルを展開して文字ビューアにし、サイドバーと記号のカテゴリを使えるようにすることです。名前の由来については Mac のコロン絵文字ショートコード で取り上げています。
7. すべて正常に動いていても、遠回りであることに変わりはない
どれだけトラブルシューティングしても直らないので、別のカテゴリとして挙げておきます。ピッカーは設計どおりに動いていて、その設計自体が遠回りなのです。パネルを開き、グリッドを狙ってクリックし、元に戻る。月に一度しか使わない記号ならそれで構いません。でも実際によく送る 15 個の絵文字だと、毎日、絵文字ごとに、ずっとマウスを往復させることになります。
8. 最後の手段(この順で)
- 拒否している App を終了して開き直します。解除されないセキュア入力の状態もあわせて解消されます。
- ログアウトしてもう一度ログインします。ピッカーが依存しているユーザごとのサービスが再起動されます。
- Mac を再起動します。パネルが空白で開いたり、おかしなサイズで表示されたりする場合は、本当にこれで直ります。
- ピッカーの不具合はマイナーアップデートで修正されることがあるので、システム設定 › 一般 › ソフトウェアアップデート を確認します。
別の選択肢:カーソルのところに来てくれるピッカー
上の対処法はどれも、わざわざ移動して使うパネルを元に戻すだけです。もうひとつの選択肢は、移動するのをやめることです。:fire と入力し、カーソル位置に並ぶ 4 つの候補を見て、Tab を押し、そのまま書き続ける。Slack や Discord で多くの人がすでに慣れているやり方で、Comoji はそれをカーソルのあるどの入力欄にも持ち込みます。

システムのパネルにはない gemoji のエイリアスを備えているので、:whis で 🥃 がちゃんと見つかります。名前がまったく思い出せないときは、トリガーを 2 回押すとカーソル位置に検索できるブラウザが開きます。その他の機能は 機能紹介 に、ダウンロードと 2 つの権限については インストールと設定 にあります。Mac におすすめの絵文字ピッカー では標準のパネルと他の 10 個の選択肢を比較し、Mac で絵文字を入力する方法 では標準で使える他の方法を紹介しています。
8 つの確認事項を挙げましたが、正直に言えば、そのうち 7 つはそもそもあまり開きたくないパネルについての話です。
よくある質問
macOS で Control-Command-Space を押しても絵文字ピッカーが開かないのはなぜですか?
よくある原因は 3 つです。カーソルが編集可能なテキスト欄にない、別の App が同じグローバルホットキーを使っている、使っている App がシステムサービスに対応していない、のいずれかです。同じ App で「編集 › 絵文字と記号」を開くと見分けられます。メニューが使えるならショートカットが横取りされていて、使えないなら App 側の問題です。
絵文字ピッカーを直すには Mac の再起動が必要ですか?
最後の手段として以外は不要です。ピッカーは終了できる App ではなくシステムサービスなので、まずカーソル、ホットキーの競合、地球儀キーの設定、セキュア入力を確認してください。どれにも当てはまらなければ、ログアウトしてもう一度ログインすると、ピッカーが依存しているユーザごとのサービスが再起動されます。パネルが空白で開いたりおかしなサイズになったりする場合は、完全な再起動で直ります。
macOS の絵文字ピッカーでパスワード欄に入力できないのはなぜですか?
セキュアなテキスト入力が意図的にブロックしているため、パスワード欄やロック画面はピッカーからの文字を受け付けません。普通の入力欄まで同じようになったら、おそらく App がセキュア入力をオンのままにしています。入力画面のあとのブラウザやパスワードマネージャ、セキュアキーボード入力にチェックを入れたターミナルや iTerm2、VPN やセキュリティソフトなどです。その App を終了するかオプションのチェックを外せばたいてい解消します。ログアウトによる解決方法は、このサイトのセキュア入力のガイドを参照してください。
絵文字ピッカーで検索しても結果が出ないのはなぜですか?
ピッカーはチャットアプリのショートコード名ではなく、各絵文字に Apple が付けた名前で照合します。そのため 🥃 は whiskey ではなく tumbler glass で見つかり、:+1: では何も出てきません。欲しい絵文字を表すいちばん単純な名詞で検索し、絵文字ではなく記号が必要なときはパネルを展開して文字ビューアを使ってください。
Mac 版 Comoji を無料でダウンロード
Slack や Discord と同じ :emoji: 補完を、Mac のどこでも。無料。