Macのおすすめ絵文字ピッカー11選を比較
Comoji は、Mac のすべてのアプリに Slack 風の :emoji: 補完を無料で追加します。
Macに最適な絵文字ピッカーは、あなたの入力スタイルによって変わります。 一覧から探すなら、macOS標準の絵文字ピッカー(Control-Command-Space)が無料の選択肢としてはいちばんです。コロンを入力した瞬間に絵文字の候補を出したいなら、インライン型のComoji、Mojito、Rocketを比べるのがよく、ランチャー型の代替としてRaycastもあります。
以下では11の選択肢を、各製品の公式ページに載っている価格と動作要件(出典と確認日は後半の囲みにあります)とともに紹介し、そのあとで標準ピッカーの見落とされがちな機能を解説します。開き方だけ知りたい場合は、Macで絵文字キーボードを開く方法のページをご覧ください。
Mac用絵文字ピッカーをすべて比較
Macの絵文字ピッカーには2つのタイプがあります。グリッド型ピッカーは、ウインドウを開いて検索し、クリックで選びます。インライン型ピッカーは入力内容を見守っていて、コロンなどのトリガーを入力すると、SlackやDiscordのようにカーソル位置に候補を表示します。多くの人が最終的に選ぶのは次の6つです。
- macOSの「絵文字と記号」(標準搭載、無料)。グリッド型ピッカーです。
Control-Command-Spaceまたは地球儀キーで開き、フルサイズの「文字ビューア」に拡大できます。インストールも権限も不要ですが、オートコンプリートやGIFはありません。 - Comoji(無料)。インライン型ピッカーで、Mac上のあらゆるテキストフィールドで
:fireと入力してTabを押すだけです。システム全体で使える/gifと/stickerピッカーも追加され、処理はすべてローカルで行われます。「入力監視」と「アクセシビリティ」の権限が必要です。macOS 13 Ventura以降に対応。 - Rocket(無料、Proは買い切り$10)。Mac向けの老舗のインライン型コロンピッカーです。GIF、画像、カスタムショートカット、テキストスニペットはProで使えるようになり、ブラウザに対する「オートメーション」の権限も求められます。違いはComojiとRocketの比較で詳しく解説しています。
- Mojito(無料、オープンソース)。AGPL-3.0ライセンスの比較的新しいインライン型コロンピッカーで、コロン3つでGIF検索ができ、インターフェイスは19言語に対応しています。macOS 14 Sonoma以降が必要です。ComojiとMojitoの比較で両者を比べています。
- Raycast(無料プランあり)。インラインのオートコンプリートではなく、絵文字検索コマンドを備えたランチャーです。Raycastを開いて検索し、ペーストします。記号にも対応し、周辺には生産性ツール一式がそろっています。使い方はRaycastの絵文字ピッカーの使い方で、並べての比較はComojiとRaycastの比較で紹介しています。
- ユーザ辞書(テキスト置換)(標準搭載、無料)。ピッカーではありませんが、対応しているアプリでは
:tada:のような決まった文字列を🎉に変換できます。絵文字ごとに手作業で登録する必要があり、候補リストもありません。足りない点はComojiとユーザ辞書の比較で、その他の無料の選択肢はMac向け無料テキスト展開ツールで取り上げています。
知っておきたいその他の5つ
以下も同じ検索でよく見かけるもので、それぞれ一長一短があります。
- Emoji Picker for macOS(inndevs製、無料、Proは買い切り$5)。デフォルトでは
;で起動するインライン型ピッカーで、トリガーは設定で変更できます。無料プランでもカスタムショートコードと定型文の保存が使えます。macOS 13以降に対応。 - FujiMoji(無料、MITライセンスのオープンソース)。トリガーキー(デフォルトは
/、変更可能)を待ち受け、選んだ候補をペーストするメニューバーアプリで、絵文字、テキストスニペット、メディアに対応しています。 - Macmoji(無料)。アプリというより、macOSのユーザ辞書に読み込むSlack風のテキスト置換のセットです。そのためユーザ辞書の制限をそのまま引き継ぎ、候補リストはなく、コードを最後まで入力する必要があります。
- Mowji(価格は未公表)。キーボード操作を重視したネイティブのピッカーで、公式サイトでは10月公開予定とされています。私たちは使ったことがないので、レビュー済みではなく発表段階の製品として扱ってください。
- TextPal(提供終了)。
\nameで呼び出すインライン型ピッカーで、開発者は現在Raycastのピッカーを案内しています。今も検索結果に出てくるため、ここに載せています。
2026-10-05にRocket、Mojito、Raycast、Emoji Picker for macOS、Mowji、TextPal、FujiMoji、Macmojiの各ページで情報を確認しました。価格や提供状況は変わることがあるので、購入前に製品ページを確認してください。
絵文字をたまにしか使わないなら、標準のピッカーで十分です。同じ十数個の絵文字を一日中入力するなら、インライン型を選びましょう。GIFやステッカーもどこでも無料で使いたいならComoji、テキストスニペットが欲しくて買い切りの支払いに抵抗がないならRocket、オープンソースを最優先するならMojitoかFujiMojiです。主要6ツールの詳しい比較はMacの絵文字オートコンプリートの代替ツールのページにあります。
標準の絵文字ピッカー:「絵文字と記号」
macOSには、どのテキストフィールドでも使える絵文字ピッカーが搭載されています。絵文字を入れたい位置にカーソルを置いてControl-Command-Spaceを押すと、そのそばにコンパクトなパネルが開きます。検索できるグリッドになっていて、上部に最近使った項目、その下にカテゴリが並びます。Ventura、Sonoma、Sequoia、macOS 26 Tahoeのいずれでも、Apple siliconでもIntelでも同じように動作し、何もインストールする必要はありません。開き方と地球儀キーの設定は開き方のページにまとめてあり、単語を入力して地球儀キー+Eを押す方法はMacで絵文字を入力する4つの方法のひとつです。
Appleでの呼び名(バージョン別)
「macOSの絵文字ピッカー」という名前の製品は存在しないため、検索すると4つの異なる名前が出てきます。パネルの名前は「絵文字と記号」、拡大したものは「文字ビューア」、古いドキュメントや一部のメニュー項目では今も「文字パレット」と呼ばれ、Apple自身のメニュー表記はEdit › Emoji & Symbols(日本語環境では「編集」›「絵文字と記号」)です。4つとも同じシステムサービスを指していて、VenturaからmacOS 26 Tahoeまで、Apple siliconでもIntelでも同じように動作してきました。うまく動かなくなったときは、macOSの絵文字ピッカーのトラブルシューティング チェックリストで原因を順番に確認できます。
文字ビューア:フル機能のピッカー
小さなパネルは、実は縮小表示です。右上の小さな拡大アイコンをクリックすると、Appleが提供する完全なピッカーである「文字ビューア」に広がります。ここではUnicodeの絵文字全体に加えて、記号、矢印、通貨記号、数学記号、アクセント付き文字が使え、カテゴリのサイドバー、長押しで選べるスキントーンのバリエーション、記号のフォントバリエーションのパネルもあります。顔や手以外のもの、たとえば™や矢印、ギリシャ文字が欲しいときに使うピッカーです。上のリストのどれも、これの代わりにはなりません。
標準ピッカーで手間がかかるところ
一覧から探したり、たまに記号を入れたりするには、macOSのピッカーは本当によくできています。ただ、同じ十数個の絵文字を一日中入力するとなると、かえって邪魔になります。
- 基本的にマウス操作が前提です。開いてからクリックするので、そのたびに手がホームポジションから離れます。
- テキストの上に浮かんでフォーカスを奪うため、入力の流れに乗れません。
- オートコンプリートがありません。
whisと入力しても🥃は出てこず、まずピッカーを開いて検索する必要があります。 - 最近使った項目はピッカーの中にあるだけで入力中には出てこないため、いちばんよく送る絵文字でも1キーで入力できるようにはなりません。
もっと速い絵文字ピッカー:インラインのコロン補完
発想を逆にしましょう。あなたがグリッドまで出向くのではなく、候補のほうがカーソルまでやって来ます。:fireと入力し、ランク付けされた4〜5個の候補をちらっと見て、Tabを押すだけです。ウインドウもマウス移動もフォーカスの切り替えもない文字ビューアの検索欄のようなもので、SlackやDiscordですでに多くの人が慣れている方式です。

:lizと入力してTabを押すだけ。ピッカーのほうからカーソルにやって来ます。Comojiは標準ピッカーと同じUnicode全体をカバーし、さらにgemojiのエイリアスにも対応しています。そのため、グリッドで「whis」と検索しても何も見つからないのに、:whisなら🥃が見つかります。ピッカーと比べて本当に進化しているのはランキングです。最近使った項目はパネルの中ではなく入力に合わせて上がってくるので、よく送る十数個の絵文字は使うほど少ないキー入力で済むようになります。そしてダブルタップで開くブラウザ(デフォルトは::)は、正直に言えばまたピッカーですが、カーソル位置で開いて、閉じれば文章に戻れるピッカーです。
インライン型ピッカーの導入に必要なこと
標準ピッカーと違ってこれらはアプリなので、セットアップの手間がかかります。ダウンロードと、Comojiの場合はmacOSの2つの権限の許可で、合計3分ほどです。権限はMacのキーボードユーティリティならどれも求める同じ2つで、それぞれ何に使うかはインストールとセットアップのページに詳しく書いてあります。試してみたい方はComojiをダウンロードしてください。チャットアプリで指が覚えている方は、Slack風の絵文字ショートカットのガイドでトリガーキーの変更方法を、ポップアップテーマのガイドでMacの見た目に合わせる方法を紹介しています。Outlookでメールをよく送るなら、そのためのガイドもあります。
どの絵文字ピッカーを使うべき?
これらは本当の意味での競合ではなく、2つの異なる作業のための道具です。一覧から探す、記号を探す、文字の見た目を確かめる、といった用途には拡大した文字ビューアが最適で、代わりになるものはありません。同じ十数個の顔や手の絵文字を一日中送るのは入力の問題で、グリッドはその用途には向いていません。インライン型ピッカーを導入した人の多くはControl-Command-Spaceをそのまま残しておき、™が欲しいとき以外は自然と使わなくなります。
最高のピッカーとは、開く必要のないピッカーです。インライン型に切り替える理由は、それに尽きます。
よくある質問
macOSの絵文字ピッカーはアプリとしてインストールするものですか?
いいえ、インストールは不要です。macOSの絵文字ピッカーはシステムに組み込まれたサービスで、「アプリケーション」フォルダにあるアプリではありません。どのテキストフィールドでもControl-Command-Spaceで開け、アプリのメニューの「編集」›「絵文字と記号」からも同じものを開けます。Comojiなどのサードパーティ製ピッカーは、これを置き換えるものではなく、併用する追加機能です。
「絵文字と記号」と「文字ビューア」の違いは何ですか?
同じツールの2つのサイズです。Control-Command-Spaceでコンパクトな「絵文字と記号」パネルが開き、右上の拡大アイコンをクリックするとフルサイズの「文字ビューア」に広がります。文字ビューアでは、絵文字全体に加えて記号、矢印、通貨記号、アクセント付き文字、カテゴリのサイドバーが使えます。
Mac標準の絵文字ピッカーの代わりになるものは?
Comoji、Mojito、Rocketなどのインライン型コロンピッカー、セミコロンで起動するinndevsのEmoji Picker for macOS、オープンソースのFujiMoji、Raycastの絵文字検索コマンド、そして決まったショートカット用のユーザ辞書があります。どれもセットアップの手間と速さのバランスが異なります。価格と動作要件は上の比較にまとめています。
無料で使えるMac用絵文字ピッカーは?
標準のピッカー、Comoji、Mojito、FujiMojiは無料です。RocketとEmoji Picker for macOSには無料プランと有料のProアップグレード(各公式サイトによるとそれぞれ買い切り$10と$5)があり、Raycastの絵文字コマンドは無料プランに含まれています。
Macでもっと速く使える絵文字ピッカーはありますか?
あります。ピッカーを開いてクリックする代わりに、ComojiはMac上のすべてのテキストフィールドにSlack風のコロン補完を追加します。:fireのようにコロンと数文字を入力し、Tabを押せば絵文字が入ります。候補はカーソルのすぐそばに、最近使った順に表示されるので、よく使う絵文字は1キーで入力できます。
Mac 版 Comoji を無料でダウンロード
Slack や Discord と同じ :emoji: 補完を、Mac のどこでも。無料。